「N2求人なのに単語レベルで採用」──英語力と接客マインドが京都老舗旅館の決め手に

宿泊業
宿泊業

「N2求人なのに単語レベルで採用」──
英語力と接客マインドが京都老舗旅館の決め手に

「N2相当の日本語力がなければ採用できない」と思っていませんか?
京都府京都市下京区の老舗料理旅館「A社」は、日本語が単語レベル(N4〜N5程度)の南米出身留学生(25歳・女性)を案内スタッフとして採用することに成功しました。
N2を条件に掲げながらも、実際の採用基準は「英語力×接客マインド」。インバウンド対応を強化したいこの旅館にとって、日本語よりも多言語力こそが価値ある武器でした。

N2求人
求人に掲げた
日本語条件

N4〜5相当
採用した人材の
日本語レベル

2/13入社
2026年2月13日
入社決定

どんな企業が、何に悩んでいたのか

京都府京都市下京区でJR京都駅から徒歩7分という好立地に構える老舗料理旅館「A社」は、1839年創業の歴史ある宿。外国人観光客が年々増加する中、インバウンド対応の強化が急務となっていました。

チェックイン・接客・配膳・予約管理・販促など多岐にわたる業務を担う案内スタッフの採用において、同旅館が着目したのは「英語・母国語が活かせる」という求人タイトルでした。外国人観光客へのコミュニケーションを重視するあまり、日本語のNレベルより多言語対応力を優先する採用方針へとシフトしていたのです。

求人票には「N2相当(ビジネス会話レベル)」と記載しながらも、実際の採用基準は英語力と接客マインドにあったことが、今回の採用成功の核心です。

※イメージ写真

求めていた人物 vs. 実際に採用した人物

企業が描いていた候補者像と、実際に採用が決まったプロフィールを比較してみましょう。

求めていた人物像 実際に採用した人物 採用
日本語 N2相当(ビジネス会話レベル) N4〜N5相当(単語レベル)
英語・ポルトガル語の多言語力で補完
多言語スキル 英語・母国語が活かせること 英語堪能+ポルトガル語(母国語)
南米系インバウンドにも対応可能
年齢・属性 (特定せず) 25歳・女性・南米出身留学生
社交的で接客マインドが高い
在留資格 正社員就労・ビザ取得サポートあり 留学(2027年3月卒業予定)
資格外活動許可あり・正社員就労を希望
給与・待遇 月給200,000〜250,000円・賞与年2回 アルバイト採用(正社員転換を想定)
京都市下京区在住・通勤ゼロ
💡
ポイント:「N2相当」という条件はあくまで目安。求人タイトルに「英語・母国語が活かせる」と明記されていた通り、この旅館が本当に求めていたのは多言語対応力でした。NレベルではなくJD(職務内容)の文脈から採用ニーズを読み解くことが、成功の鍵です。

採用が決まるまでのストーリー

今回採用が決まったのは、南米出身の25歳・女性留学生。京都市下京区在住で、勤務地からもほど近い烏丸駅エリアに居住しているという好条件がありました。日本語レベルは単語で話せる程度(N4〜N5相当)と、求人に記載されたN2には程遠い状況でした。

しかし彼女の強みは明確でした。ポルトガル語(母国語)と英語を堪能に使いこなし、インバウンド旅行者への対応力は申し分なし。さらに「お客様一人ひとりのご要望に寄り添う」という接客マインドと、新しい知識を積極的に学ぶ姿勢が企業担当者の心をつかみました。

外国人観光客の増加で多言語対応の需要が高まる京都の旅館にとって、英語堪能+ポルトガル語という多言語力は、N2の日本語よりもはるかに価値ある資質だったのです。2026年2月13日に入社し、現在は案内スタッフとしてチェックイン・接客・配膳などの業務を担っています。

「『英語話せる人必見!』という求人タイトルは、日本語に自信がない外国籍人材にとって強烈な引力を持ちます。N2を掲げていても、実際の採用基準は『英語力×接客マインド』であったことが今回の採用を生みました。京都のインバウンド旅館案件では、こうした『日本語より英語重視』の求人パターンを積極的に提案しましょう。」

── ヨロワーク 担当コンサルタント

この採用で学べる4つのポイント

1
「Nレベルはあくまで目安」を証明した採用
N2相当を条件に掲げながら、実際の採用者はN4〜N5レベル。求人タイトルに「英語・母国語が活かせる」とある通り、この旅館が本当に求めていたのは日本語力ではなく多言語対応力だった。Nレベルに縛られず「何が本当に必要か」を見極める提案が採用成功につながる。

2
京都×インバウンド×多言語人材のニーズは慢性的に高い
外国人観光客が集中する京都では、旅館・ホテルの多言語対応人材へのニーズは慢性的に高い。「日本語が弱くても英語・その他言語が使えれば採用される」ケースは今後も増える見込みで、このパターンの求人には積極的にアプローチすべき。

3
「接客マインド×多言語力」の組み合わせが最強
「お客様一人ひとりのご要望に寄り添う」という接客姿勢と、英語+ポルトガル語という多言語力の掛け合わせが採用の決め手。ホテル・旅館業界において、日本語力よりも「お客様への対応力」を重視する企業は多い。

4
閲覧率・応募数ともに高水準——旅館×英語活用の求人吸引力
旅館・ホテル×英語活用という求人は、外国籍求職者にとって「自分のスキルが活きる」と感じやすい求人設計。閲覧率・応募数ともに高水準で、採用候補者の母集団形成が比較的容易なカテゴリ。

まとめ:「N2求人×N5応募者」でも採用できる──多言語力が鍵

今回の事例が示しているのは、Nレベルはあくまでも採用基準の「目安」であり、求人の本質を読み解くことが成功への近道だということです。

「英語・母国語が活かせる」というフレーズが求人タイトルに入っている案件では、日本語力よりも多言語力や接客スタンスが評価軸になる可能性を常に意識しましょう。京都のインバウンド需要は今後さらに拡大が見込まれ、こうした求人パターンは増加傾向にあります。

「N2に届かないから無理」と諦める前に、求人内容の文脈から本当の採用ニーズを読み取り、積極的に提案してみましょう。

あなたの会社でも、
こんな採用ができます

初めての外国籍採用でも安心。成功報酬型プランなら、採用が決まるまで費用ゼロ。
求人掲載・候補者マッチング・ビザ確認まで、担当コンサルタントが全力サポートします。